「御朱印」とは、お経を書き写した証として頂くことのできるものでした。今日は、参拝の証として神社や寺で頂くことができます。御朱印は社寺によって千差万別で、ゆかりの深いものをモチーフにした押印と墨書きが一般的です。その大切な御朱印を頂く冊子を「御朱印帳」と言います。御朱印帳は、集めることの喜びや、見返すことの楽しさなど、いろいろな魅力が詰まっています。近年、かわいいデザインの御朱印帳もあります。自分のお気に入りを選んで、御朱印収集を楽しんでみましょう。
一、御朱印帳を用意しましょう。
御朱印は、ジャバラ折りの帳面に一つずついただけます。
御朱印帳は、自分のお気に入りのものを選びましょう。
二、御朱印帳には必ず名前を
有名な社寺では多くの人が御朱印を頂くために、社務所や寺務所を訪れます。一度に数冊の御朱印帳を預かってくださる場合もあるので、必ず名前を書いておきましょう。表紙の「御朱印帳」と書くスペースか、表紙の内側に、また連絡先なども記入しておくと、大事な御朱印帳を置き忘れたときに安心です。
旧暦の十月を神無月と呼びますが、出雲地方では「神在月」と言います。
なぜなら、この時期になると「縁結び会議」を行うために、全国から八百万の神様が『出雲大社』へお集まりになるからです。
また、出雲神話「ヤマタノオロチ伝説」では、ヤマタノオロチを退治したスサノオノミコトが、
クシナダ姫と『八重垣神社』で結婚式を挙げたと言われています。
このように島根県には歴史ある神社がたくさんあります。
古式ゆかしい島根の地を「御朱印帳」をもって巡り、神様・仏様と「ご縁」を結んでみませんか。
御朱印は参拝の証、心を込めてお参りしてから御朱印を頂きましょう。
広い境内や混雑している社寺では、御朱印帳を預け、参拝中に書いていただける場合もあります。
授与所(社務所)へ向かいます。書いて頂きたい帳面を開き渡します。
お尋ねしたいことは後にして、静かに待ちましょう。携帯電話もNGです。
※ 御朱印代は社寺により異なります。300円前後が一般的です。
社寺は神聖な所です。
良いご縁を授かるためにもマナーを守りましょう。
■ 神社での参拝
1.鳥居をくぐる。
2.手水舎で左手、右手を洗い、口をすすいでお清めをします。
3.賽銭箱に賽銭を納め、鈴を鳴らします。
4.2拝(深く2度礼をすること)、2度手を叩き、最後に1拝して、お参りします。
※出雲大社は2拝4拍手1拝です。
■ お寺での参拝
1.三門をくぐる。
2.お賽銭を納めます(ろうそくや線香がある場合は先に奉納します)。
3.音をたてず静かに手を合わせ、礼をして、ご本尊にお参りします。
旅行や登山、実家への帰省時などは、神社や寺院で参拝できる機会が数多くあります。また思いがけず訪れた地で、由緒ある神社をみつけて参拝することも。手帳のように普段から持ち歩くのがおすすめです。
必ずしも分けなければいけない、という決まりはありませんが、神社とお寺ではご朱印の雰囲気が異なるので、統一感を持たせるために分けて持つのもおすすめです。社寺によっては、ご朱印帳を分けていなければ記帳をお断りされる場合もあるようです。でも、神社とお寺が同じ敷地内にある場合もあるので、ご朱印帳の中でもお隣同士というのも良いかもしれませんね。
参拝後に印としていただくご朱印ですが、大きな神社や寺院によっては複数のご朱印がある場合があります。ふたついただくこともマナー違反ではありません。いただきたいご朱印をはっきりとお伝えしましょう。もちろん、次の機会にとっておくのもご朱印巡りの楽しみになります。
ご朱印帳は蛇腹式になっているので、長く使い続けていると、…心配もあります。そんなときは、専用袋に入れたり、バンドで留めたりしておくと、ご朱印帳をきれいな状態で保管できます。
1冊目のご朱印帳を使いきったら、使用期間を記入しておきましょう。そうすると、後から自分のご朱印帳の歴史がわかります。自分のヒストリーとともに参拝の思い出を照らし合わせるのも、きっと面白いでしょう。
「しるべ」は、神話の地出雲から「神々とのご縁結び」をお手伝いする御朱印帳専門店。
出雲大社大鳥居を見据えるように店舗を構え、全国的にも珍しい御朱印帳専門店として豊富な品揃えを誇ります。
「しるべ」では出雲大社の家紋・出雲名産の勾玉・神話にも登場する因幡の白兎等など、
出雲をテーマにした数多くの御朱印帳・関連小物を各種ご用意。
底知れぬパワーと優しく穏やかな空気で満ちたこの出雲の地で、日頃の疲れを癒し、運気アップを。
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