今回は、島根県出雲市朝山町にございます「朝山神社」をご紹介したいと思います。
朝山神社は、宇比多伎山の山頂にあり、
徒歩で20分程、車で5分程の所にございます。
御祭神は、
眞玉著玉之邑日女命(マタマツクタマノムラヒメノミコト)・・姿の美しい麗しい心を持った神様。
神魂命(カモスノミコト)・・出雲の国の共同の守護神で、親神様として崇拝した神様。
大巳貴命(オオナムチノミコト)・・出雲の国を開拓なさった大国主命。
ご利益は、
良縁・縁結び・美肌など。
マタマツクタマノムラヒメノミコトは容姿端麗で、大国主命が朝ごとに通われたので、
朝山という社名になったと出雲風土紀で伝えております。
三の鳥居。
一の鳥居は山の麓の入り口付近にございました。
拝殿。
入母屋造の屋根。
御本殿。
大社造。
朝山十九社。
頂いたご朱印です。
朝山神社は普段は無人の神社のようで、参拝に伺った時も誰もいらっしゃいませんでした。
ご朱印は、お賽銭箱横の引き出しにお墨書きが入っており、ご朱印代はお賽銭箱にお入れ
しました。
朝山神社で頂いたしおりを拝見すると、神在月に神様方は先ず朝山神社においでになり、
その後出雲大社へお移りになり、それから佐太神社(松江市)へ向かわれ、
最後に万九千神社(斐川町)において諸神事を終了して神等去出(カムサデ)の日に、
それぞれの神社へお立ちになる・・とあります。
神様が先ずおいでになる場所・・・
出雲へ訪れた際は、朝山神社にも足を伸ばしてみてはいかがでしょうか。
今回も最後までお付き合い頂きまして、ありがとうございました。
寒い日が続きますので、どうぞご自愛ください。
皆様、よいお参りを。