日光東照宮(栃木県日光市)

2017年10月23日

全国の寺社とご朱印をご紹介するコーナーです。

今回は栃木県日光市にある「日光東照宮」をご紹介いたします。

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日光東照宮は「日光の社寺」として1999年に世界遺産登録をされました。

ご祭神は初代江戸幕府将軍 徳川家康公です。

家康公は遺言に、「自分が死んだら遺体は駿河国久能山に納め、一周忌が過ぎたら日光山に堂を建て勧請(分霊を他の神社にうつすこと)するように」と残したそうです。

日光山はすでにこの時代、東国における宗教的権威となっており、家康が日光山に勧請するように残したのもこういった時代背景があったようです。

 

日光東照宮には多くの国宝・重要文化財があります。

今年3月には国宝「陽明門」が平成の大修理を終え、本来の輝きを取り戻しました。

陽明門はいつまで見ていても見飽きないことから、「日暮の門」とも言われています。

多くの装飾彫りが施され、そのきらびやかな姿は圧巻です。

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残念ながら多くの観光客の方がいらっしゃったので、全景しか写真に納めることができませんでした。

ぜひみなさまの目で美しい陽明門をご覧下さい。

 

 

日光東照宮の社殿には有名な動物がいますよね。

「眠り猫」「三猿」です。

眠り猫は東照宮奥宮に続く門にいます。

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三猿は神厩舎にいます。

昔から猿は馬を守る動物とされています。そのため、厩舎に猿が描かれているのです。

 

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「見ざる・言わざる・聞かざる」 とても有名ですね。

修理により色も塗りなおされ綺麗になっていました。

 

 

さて、日光東照宮は神社でしょうか、お寺でしょうか。

日光東照宮は神社としての位置づけにありますが、実は創建したのは天海大僧正というお坊さんです。

江戸時代までは、神と仏は同じものとされていました(神仏習合)。

家康は亡くなったあとに「東照大権現」という名を賜ります。

大権現というのは「仏が神となった姿」ということです。幕府が東国の宗教的権威を一手に収めるねらいがあったことがわかります。

 

日光東照宮は前述の通り「神社」でありますので、お参りは「二礼二拍手一礼」です。

日光東照宮では、お参りの際、数十人がまとまって宮司さんや巫女さんのお話を頂戴したあと、皆さんで「二礼二拍手一礼」をします。

(本殿・拝殿は撮影不可。)

 

日光東照宮でいただけるご朱印はこちらです。

 

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国宝 陽明門 平成の大修理完成記念の印がいただけます。

 

日光東照宮では御朱印所が混み合った場合、番号札制になっています。

できるだけお参りをしてからご朱印をいただくようにしてくださいね。

 

これからのシーズン、日光では美しい紅葉を鑑賞することができます。

たくさんの観光客で賑わいをみせる日光にぜひ足を伸ばしてみてください。

 

今回もお付き合いいただき、ありがとうございました。

みなさま良いお参りを。

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