皆様こんにちは。
夏日になる日もあり体調を崩しやすい季節ですが、いかがお過ごしでしょうか。
先日、神門通りの店舗の従業員を対象としたおもてなし研修会が開催されました。
講師は出雲市観光大使の方で、とても知識が豊富で沢山お話を聞かせて頂きました。
今回は伺ったお話を御紹介していきたいと思います。
勢溜の大鳥居が出雲大社参道の入り口になります。
勢溜の像は千家尊福公の銅像で、明治5年出雲大社の大宮司に就任されました。
有名なお正月の歌「一月一日」の歌詞は尊福公によりつくられました。
参道を少し下って行くと、祓社(はらいのやしろ)が右手にあります。
こちらではお願い事をするのではなく、心身を清める気持ちで二礼四拍一礼の後、
「祓いたまえ、清めたまえ」と心の中で念じて下さい。
参道を下り、祓橋(はらいばし)の左手に見えてくるのが野見宿禰神社(のみのすくねじんじゃ)です。
こちらは平成25年10月に創建されました。
野見宿禰とは、第13代出雲大社宮司である襲髄命(かねすねのみこと)の別称で、相撲の神様として
有名です。
当時、大和国に天下一の力士がおり、垂仁天皇の指示で野見宿禰が相撲をとった所勝ったとされています。
また、埴輪を最初に考案した人としても知られており、文武両道の神様とも言われています。
現在、出雲巡業の時は力士の方々がお参りされております。
出雲大社にはうさぎの像がたくさんありますが、こちらのうさぎは相撲のまわしを締めています。
すぐ近くには土俵があり、毎年6月に地元の子ども達による相撲大会が
催されます。
次回は松の参道から御紹介したいと思います。
朝8:30からの研修でしたが、静寂に包まれた出雲大社はとても身が引き締まり、
また今の時期はホトトギスの鳴き声が綺麗で心和む時間でした。
朝の参拝にお出かけされてみてはいかがでしょうか。
おすすめいたします。