これから新たにシリーズとして、出雲國神仏霊場のご紹介をしていきます。
本日は第1回目として、・出雲國神仏霊場とは
・第一番霊場の出雲大社
について、お話したいと思います。
●出雲國神仏霊場とは
神々のふるさと出雲の国。神話に彩られた数多くの神社・仏閣が昔ながらの美しい景観の中で静かなときを刻んでいます。
神無月といわれる十月も、この出雲では神在月と呼ばれ、全国の八百万の神々が集われて、信仰に基づいた祭事や伝統行事も数々行われています。
また宍道湖と中海を囲んで海、山、川の美しい景色と、人々の心豊かでつつましやかな生活が一体となってあり、古くから「ご縁」を大切にしてきました。
「出雲國神仏霊場」は、ここに由緒ある二十の神社と仏閣を訪れる巡拝の道であり、この地をゆっくりと歩き、大自然の中で生かされている自分を発見し、心の安らぎを感じていただくことを念願しております。
~『出雲國神仏霊場 公式ガイドブック』より~
宍道湖・中海を囲む二十の社寺をめぐりながら、「ご縁」を感じていただき、新たな自分を発見する。
四国の八十八ヶ所参りと似たようなものですが、出雲は二十箇所と少なく、初めての人や観光の方でも挑戦しやすいです。
そして、この出雲國神仏霊場巡拝では、普通のご朱印とは違い、特別なご朱印をいただくことができます。
これから全20回にわたり、出雲國神仏霊場のご紹介と、ご朱印のご紹介をしていきたいと思います。
●第一番 出雲大社●
ご祭神 大国主大神(おおくにぬしのおおかみ)
大黒様、国つくりの神、国魂(くにたま)の神、縁結びの神など多く数多くの御神名で慕い称えられています。
御本殿は国宝であり、摂社・末社、銅の鳥居など多数が重要文化財となっています。
出雲大社でいただける、出雲國神仏霊場巡拝特別ご朱印がこちらです。
出雲大社では「譲」の字がいただけます。
これは皆さまご存知の通り「国譲り」の「譲」です。
出雲國神仏霊場では各神社・仏閣にてそれぞれゆかりのある文字を書いていただくことができます。
次回は第二番の「鰐淵寺」をご紹介いたします。